■完全合格マニュアル 〜完全合格講座を利用した宅建試験の学習法〜
【総合編】
●講義のポリシー ・完全合格講座は、宅建試験に合格する為に必要な過去問レベルの知識の習得を目標に、復習する事を前提に、合格レベルで講義しています。 合格という結果を残すことが最大の目標ですので、効率よく学習するために、合否に影響しない難易度の高い問題や知識をカットして、「ボリュームを少なくすることで精度を上げる」という考え方で指導していますが、ボリュームを少なくした分は、精度を上げるために繰返し学習していただくことになりますので、効率的ではあっても「楽」に学習できるわけではありません。
・わかりやすい所だけをピックアップして、時間をかけて面白おかしく、わかりやすく解説する講義でもありません。 講義の中で宅建試験に合格するための材料を確実にお渡しして、それを活用して復習していただくための講義だと考えています。 そもそも解説講義を1回聴いただけで全てを理解することは不可能ですし、そんな魔法のような宅建試験対策の教材も存在しません。
・どの時期から学習を開始する場合でも、知識量を落とさずに学習するために、同じ教材を使用し、全体を回転させる回数が変わるだけの構成をとっています。
●最低目標点の設定 ・35点が合格ラインの年ならば40±2点を目標に学習してください。 はじめからMAXで35点の学習をしても、「あと何点」に泣く可能性が高いです。 資格試験対策である以上、効率よく学習することは大事ですが、効率よく35点分の学習?をして宅建試験に合格できる確率は低いです。
・権利関係法令 16問中 11点 ・法令上の制限 9問中 6点 ・宅地建物取引
業法 16問中 14点 ・税その他@A 9問中 4点 最低目標点 +α 5
0問中 35点 +α = 40±2点
【INPUT編】
●「できるだけ理解して、知識として定着させる」という考え方 ・丸暗記に偏った方法は推奨していませんし、丸暗記中心の学習では、確実に合格に導くことはできないと考えています。 「できるだけ理解して、知識として定着させること」を心がけてください。 最近の宅建試験の本試験問題は、事例問題が多く、事例設定を読み取る能力が合否を左右します。 丸暗記中心の学習では、その問で何が問われているのかさえ理解できないと言う、笑えない結果になってしまいます。 問題文を読んで何を問われているのか理解できなければ、暗記用に作成された図表を丸暗記しても役に立ちようがないです。
・宅建試験の本試験で問われる知識は、 @暗記しようとしなくても過去問やテキストを反復しているうちに、当たり前になってくる知識、 A理解しようと試みれば、理解することが可能な知識、 B理解するには相当な労力が必要なため、暗記で対応したほうが効率的な知識 などに分類することができます。 このうち、Aについては、できるだけ法的な思考でしっかりと理解して学習することが大事ですが、@やBの知識についてまで理解して学習することは要求されていません。 宅建試験で要求されること以上の学習を行なおうとすると受験が長期化する恐れがありますので注意が必要です。
・単に丸暗記をするのではなく、できるだけ理由付けを行っていくことは大事ですが、宅建試験という資格試験対策としての学習は、民法学や宅建学?を極めるための学習ではないですから、必要な法律を理解するための肝となる部分以外は、必ずしも法的な思考による理由付けでなくとも良いと考えています。
・最終的に暗記すると決めた事項については、完璧に暗記してしまう作業も重要となってきます。 理解することにこだわりすぎて、最後の仕上げとなる暗記する作業が中途半端になってしまうと、確実に正解肢を導くことはできず、宅建試験合格は運次第となってしまいますので要注意です。 暗記する作業は、基本的には9月に入ってからの直前期に行うことをお勧めしています。
●「できるだけ回転数をこなして精度を上げていく」という考え方 ・法律の学習は、1回転目にわからない事柄であっても、関連項目などを理解・吸収していくことにより、2回転目・3回転目には理解できるようになる事も多いです。 何度も反復継続することで知識の精度も上がっていきますので、「できるだけ回転数をこなして精度を上げていく」という考え方をお勧めしています。
・学習のはじめの段階では、あまり細かいことにこだわって学習するのではなく、ある意味大雑把にとらえて全体を完結させる気持ちで進めていくのがお勧めです。 回転数をこなすことで、「理解して対応する知識」や「暗記して対応する知識」の分別もはっきりしてくることになります。 「暗記して対応する知識」については「ゴロ合わせ」もありですが、暗記する箇所を上手く減らせた塾生には、「ゴロ合わせ」は必要がありませんし、必要な範囲で自分で作成すれば良いと考えています。
・梶原塾の完全合格講座の解説講義は、繰返しの学習にも対応できるように作製しています。 言い換えると、「繰返し聴くことに耐えうるレベル」≒「合格レベル」での解説講義を収録しています。 一度聴けば理解できるようなことをダラダラと解説する講義ではありません。 復習の際に、聞きたいところをすばやくサーチできるように、体系番号ごとに区切って収録し(約400)、体系番号ごとにトラックナンバーが表示されるようにCDを作製しています。
●マーキング作業 ・キーワードを強調して宅建試験対策の学習を行なって欲しいことから、重要な事項や理解するためにポイントとなる箇所については、講義の中でテキストにマーキングやアンダーラインを記入していきます。 講義中は鉛筆でチェックし、復習の際に薄い色のラインマーカーで色を付けていく方法を推奨しています。 その後の過去問の「出題論点チェック」や学習が進んだ段階で独自に入れた濃い色のマーカーなどで、直前期には程よく目立たなくなってきます。
・マーキング作業は学習の補助として行なうものですから、マーキング作業が目的になってしまわないように注意が必要ですし、数行もしくは一項目にわたって全体をマーキングする、「ベタ入れ」は厳禁です。
●情報の一元化 ・テキストに全ての情報(知識)を集約してください。 書いてあるものにまとめる事ができないのに、頭の中にまとめる事などできるハズがありません。 情報を一元化できるか否かが合否を大きく左右しますので、できるだけ早い時期に、テキストを完成させることが大事です。
・一般的な資格試験受験予備校のテキストや市販本を利用する場合には、過去問集や模擬試験で登場する全ての知識が記載されているわけではありませんので、テキストに追加書き込み等を行なって、情報の一元化を行なう必要がありますが、完全合格講座のテキストは、過去問解説集や模擬試験等に収録している設問の知識については、全て知識として整理していますので、過去問知識の追加書込みや、解説の際に必要となる図解などの追加書込みも基本的に不要です。
・科目別や体系番号別にインデックスや仕切りシート等を活用すると、体系的にインプットするのに効果的です。 すぐに該当ページを開けるようになるのも大事です。
【OUTPUT編】
●過去問演習の考え方 ・宅建試験に限らず資格試験の学習のメインイベントは、過去問演習を中心にしたアウトプット学習です。 テキストや解説講義などのインプット学習を繰返し行うことで知識の整理・吸収を行うことも大事ですが、最終的に本試験では問題を正答できなければ合格はできないからです。
・テキストに書いてあることが理解できても、過去問が解けるようにならなければ合格はできません。 はじめての演習の際には、テキストを一読した後に、「このページの知識はどのような形で出題されるのか?」という視点で、解くのではなく、テキストと解説を参照しながら過去問解説集Standardを‘あたって’みて下さい。
・問題を演習する際には、問題文のキーワードから事例設定を読み取る訓練を行うことと、問題を解く手順となる「解法のテクニック」に沿って演習することが大事です。 解説講義では、過去問解説集Basicを使用し、問題文へのキーワードチェックを行い、事例設定を読み取る訓練と、解法のテクニックに沿って回答を導く訓練を行います。
・はじめて問題にあたる際には、マイペースで問題文を読み込んで欲しいことと、問題演習の解説はある程度のレベルまで受講生が自力で到達した後に行なうのでなければ効果が期待できないことから、完全合格講座の解説講義の中では、過去問解説集Basicを用いた演習を除いて問題演習は行なっていません。
・ある程度のレベルまで到達した受講生に対して、ひとつひとつの知識の理解に重点をおくのではなく、横断的な知識の整理を目的に、出題論点に沿ってハイレベルな解説を行うために、総まとめカンヅメ講座のアウトプット編用に過去問解説集Pro.を用意しています。 「総まとめカンヅメ講座」は、>>「完全合格講座プロ」に付属しています。
・尚、本年度より、塾生からのリクエストのあった問題を塾生専用ページ内で解説する「過去問解説集Standardの音声解説」を行っています。
・過去問演習を丁寧に行なうと、演習可能な問題数は限られてきますが、反対に、吸収できる情報量は多くなってきますし、点の知識を線で結ぶ学習にもなってきます。 「量より質の過去問演習」 「今日は何問解いて、そのうち何問正解した」というだけの自己満足になってしまわないように注意が必要です。
・直前期までの間は、「テキストを参照すれば解答できる」レベルまで仕上げていくことが最優先です。 @テキストを参照すれば、解答できる、自分に説明できる Aテキストを参照しなくても、解答できる、自分に説明できる というふうに、本試験までの間に段階的に仕上げていく作業をイメージしてください。
・過去問演習を繰り返すと、何度も同じ順番で解答することもあって飽きてくる場合があります。 そのような場合には、各ページの1段目の問題だけを演習して一回転させ、次に2段目・3段目の問題というように一工夫してみたり、前回誤った問題だけを演習するなどの方法も効果的です。
・4肢択一・50問形式への対応についても、宅建試験の場合は9月に入ってからで充分です。 完全合格講座では、「塾生専用ページ」のコンテンツと「模擬試験」で対応します。 消去法などの択一試験対策のテクニックで解答を出す練習を行う前に、ひとつでも多く、一肢一肢の解答を正確に導き出せるように訓練したほうが得策です。
●図解すること ・過去問を演習する際には図解することが大事です。 図解しないと「できる」・「できない」などの結論部分を誤答してしまうことが多いです。 知識的にはわかっているのに問題が解けないという 受験生にも多い学習パターンです。 本試験と同じ四肢択一形式の問題は、問題文の記載から登場人物の権利関係などの事例設定を読み取って、各肢の設問に解答しなければならない出題が多いです。 A→Bの図解もしないで過去問演習を行っても、問題解法の練習になっていない場合が多いです。
・梶原塾の過去問解説集は、問題解法に必要な図解については、テキストと同じ形式で解説欄に挿入していますので、問題文から事例設定を読み取る能力も身につきやすく、実践的な過去問の演習が可能です。 また、一問一答形式を採用していますが、問題文の本文部分を省略せずに編集することにより、宅建試験で出題される4択形式の問題に対応しながら、肢単位での知識の修得が可能です。
●出題論点チェック ・過去問演習をしたら問題集の解説だけで終わらずに、知識の整理をするために必ずテキストに戻って該当箇所および上下左右の周辺知識まで含めて確認作業をすることが大事です。 過去問演習をおこなう際には、必ずテキストの記述と照らし合わせて、テキストの該当箇所に赤印を入れてください。 この足跡を残す作業をすることで、頻出事項が一目瞭然になり、再度の復習も効果的になるハズです。
●過去問演習のボリューム ・過去問演習については、10年分の過去問をマスターすることが基本だと考えてください。 多くの市販本や資格試験受験予備校の問題集も10年分の過去問を中心に構成されていますので、大部分の受験生が対応してくる10年分の過去問については、合格するために必須の演習材料になると考えてください。
・10年分の過去問であっても、出題論点が重複する問題や、試験実施機関が合格ラインの調整に出題していると考えられるような難問や、一般的なテキストにも記載のないマイナーな項目からの問題については、合否に影響しないとの判断から、過去問解説集に収録していません。
・また、大部分の受験生が対応してくる10年分の過去問だけでは宅建試験の出題範囲全体をカバーする事はできません。 そこで、過去問解説集にプラスして学習できるように11年以上前の本試験問題(過去の過去問)からピックアップした問題を追加しています。 予想問題集や予備校の答練・模擬試験のネタ元になっている知識だと考えてもらうと良いですが、本年度より昨年度まで別冊構成だった「過去の過去問解説集」をミックスした構成となっています。
>> 過去問を確実に解けるようになるための学習法 >>別ウインドウで開く
【法改正編】
●法改正への対応 ・宅建試験は、法律系の資格試験であることから、毎年行われる法改正への対応も必要になってきます。 試験的に重要な法改正については、改正された年に出題され合否に影響することもありますが、そうとは言えない法改正についてまで神経質になる必要はないと考えています。 いずれにせよ、法改正に対応できていない教材で学習するのはお勧めできません。
・梶原塾では、最新の法律知識の修得を行って欲しいと考えていますので、法改正の確定する4月1日を待って、その年の教材を印刷しています。 3月末までの申込者に対しては、法改正の影響も少なく、学習の基本となる「権利関係法令」の前年度版のみを送付して、学習の土台作りをお願いしています。
【学習計画編】
●学習スケジュール ・宅建梶原塾では、2つの基本スケジュールを提案しています。 ・宅建梶原塾の完全合格講座は、合格に必要な知識を完全凝縮整理・約48時間(インプット編)していますので、スケジュールの調整さえ行なえば、短期間であっても合格に直結した宅建試験対策の学習を効率よくすることができます。
・学習を開始する時期によって、全体を廻せる回数が異なってきますので、基本スケジュールを参考に、オリジナルなスケジュールを作成して、学習してください。 1週間を1クールとして考えるのが基本です。 ・オリジナルテキストと過去問解説集Standardを使用し、インプット学習(解説講義)とアウトプット学習(過去問演習)を全科目に渡って一通り学習することを2回転+アウトプット中心の学習を2回転が基本です。
・平成17〜19年の実績では、合計4回転以上廻している塾生が多数でした。 スタート時期にかかわらず、お盆までに最低1回転廻すことをお勧めしています。
@完全合格講座プロ 直前期 総まとめカンヅメ講座 付属コース
〜 8月 完全合格講座 1回転〜2回転
8月 9日 〜 10月18日 総まとめカンヅメ講座 1回転〜2回転 (9月〜) 直前対策編(統計・土地)+模擬試験2回
10月19日 本試験
A完全合格講座スタンダード
〜 10月18日 完全合格講座 1回転〜4回転 (9月〜) 直前対策編(統計・土地)+模擬試験2回
10月19日 本試験
一度決断したならば、よほどの事のない限り、試験が終わるまではその教材や講師を信じて学習 することも大事です。 極論すれば、自分が”白”だと思ってもテキストや講師が”黒”だと言えば試験が終わるまでは”黒”で通すぐらいの気持ちがあると強いです。 どうせやるのなら、楽しんでやって結果(合格)を残しましょう!
宅建 梶原塾 専任講師 田中優彦
※2009年版(平成21年版)は、平成21年1月に更新予定です。
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