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宅建試験・2007年版(平成19年度受験版) 塾生 リベンジさんからのフィードバック(合格体験記)

宅建試験・塾生からのフィードバック (合格体験記)

2007年度の「完全合格講座プロ」を受講した塾生で見事合格された“リベンジ”さんから、「宅建梶原塾活用法」というお題のフィードバックをいただきました。
後に続く方のために公開しても良いと快諾を得ましたので、改行を除いて原文のまま公開します。

尚、解説講義の音声ファイルの容量は、「完全合格講座」が約2.6GB、「総まとめカンヅメ講座」が約1.5GBです。
文中の⇒ マークは、梶原塾への要望だとのことでしたので、可能なものは2008年度版の教材の中に採用させていただきました。

宅建 梶原塾活用法 2007年度塾生 東京都 男性 リベンジ

1. 音声CD活用法

2.3 iTunes 活用術

CDで講義を聞く環境は、iTunesを活用しました。iPodに講義内容をダウンロードするためiTunesを利用したのですが、結果として殆どiTunesでの学習になりました。
宅建 梶原塾の講義では、他の法令の参照を頻繁に行いますので、いちいちCDを入れ替えて参照するのは煩雑です。 iTunesはその点が楽です。
因みにiTunesはアップルのHPから無料でダウンロードできます。

最終的にすべてのCDをPCに取り込むことになりますので、PCのHDの容量はかなり必要になりますので注意が必要です。
私のノートPCはHDが20GBしかなかったので、カンヅメ講座の解説講義が取り込めなくなり、外付けのHDを購入したりしました。

まず、iTunesのプレイリストにフォルダーを作成します。 フォルダー名は、「宅建」とか「宅建梶原塾」とします。
その階層に5つプレイリストを作成します。 最初のプレイリストは、「権利関係法令」です。

CDをリーダーに挿入すると、デバイス階層にCDの「アイコン+完全合格講座」が表示され、リストには音声データの「名前」、「時間」、「アーティスト」が表示されます。
PCに取り込む音声データをドラッグしてプレイリストに持ってゆき、離すとデータが取り込まれます。

「アーティスト」の列の右側に、iTunesの列のタイトルから、「コメント」、「マイレート」「再生回数」、「最後に再生した日」を配置します。
これで講義を聴く環境が整います。

2.4 iTunesのライブラリ編集

一回講義内容を聞いたあとに、「名前」をページとテキストのタイトルに書き換えます。
権利関係法令体系番号1・2の例では“07kanzen_KP02_1-1権利・完全合格講座・梶原塾”を「07kanzen_KP02_1-1契約の成立」に変更します。
⇒ この部分は、梶原塾でCD作成の際にはじめからできているとありがたいのですが。

「コメント」の列には自分が理解したテキストの内容などを、20文字程度で書き込みます。
例えば「契約の成立要件」とかです。 ここは自分なりに工夫して使えばよいと思います。

「マイレート」は、自分にとっての重要度を、5段階で設定します。
「再生回数」、「最後に再生した日」の列は自動的に表示されます。

名前の編集をしておくと、二回目以降に検索するときに楽です。「コメント」欄は、文字が書き込めますので、私は各体系番号の要点を自分なりにまとめ、二回目以降の参考としました。
「マイレート」は、理解度、受験対策上などのメモなど、自分の基準で決めます。
「再生回数」、「最後に再生した日」は、一回転、二回転をどのくらいのペースで出来たかの記録として活用します。

2.5 iPod の活用

iTunes上の音声データは、iPodにエクスポートして、通勤、通学などの時間に聞くことが可能です。
但し、一度講義を聴いた後で繰り返して聞くのが大前提だと思います。

iPodを聞きながら寝てしまっても良いぐらいのつもりで利用するのが一番です。

3 テキスト活用法

3.3 テキストの分冊

テキストは、法令ごとにファイルを分けました。
分ける理由は、前頁でも述べましたが、法令をまたがって参照することが多いからです。
従って、ファイルは「権利関係」「法令制限」「宅建業法」「税その他」「5問免除」の5つになりました。
⇒ 目次を夫々のファイルの1ページ目におきたいので、表裏に違った体系の目次があるのは避けていただきたいところです。

いよいよ、CDを聞きながらテキストに入っていくわけですが、一回目は黄色のマーカーで、キーワードをマークすることから始まります。
はじめのうちは、ついていくのが大変でした。
但し2回目以降は、なれもあり、この部分が終わっているのでゆっくり感じられます。
⇒ 体系番号ごとのマーキングと、それ以降の講義部分の音声ファイルを分け、マーキングのときは少しゆっくり話していただいたらどうでしょう。
二回転目以降は、その部分を飛ばせて効率が上がると思います。
マーキングの時間の全体に占める割合で考えると、馬鹿にならないかなと思います。
個人的には、「余計な話」をもっと加えてほしいです、この余計な話は記憶にマークされますから。

3.4 テキストの特長

4.1 覚えやすい構成

完全講座のテキストは、左右のページに比較対照する項目を配置してあったり、他のページを参照する場合は“cf.P ”( conferの略)が挿入されているので、勉強しやすくなっています。
宅建試験では、比較、参照して違いを明確にしておかないと失点してしまう箇所が多々ありますので、“cf.P”の部分は、違う色のマーカーで色をつけました。
また自分でも参照すべきところには“cf.P”を書き込み、マークしました。

4.2まとめやすい構成

完全合格講座のテキストは、塾生が「まとめるときにまとめやすいように構成されている」といえます。
私の知る限りでしかないのですが、宅建のテキストで、やたら文字が多いもの、きれいにまとめられた図表になっているものは、結局使い物になりません。
文字が多いテキストから、重要な部分、過去に出題された論点を抽出するのは至難の業です。

一方、きれいにまとめられたすぎた図表は、まとめた著者にとってのまとめで、読者の頭には入らないと考えたほうがよいです。

自分自身で論点を整理、まとめることを省いては覚えることが出来ないです。
私自身、完全講座のテキストから、自分でまとめた表や図は50枚近くになりました。 その部分での失点はほとんどなかったことで実証できたと思っています。
⇒ 宅建業法の重要事項の説明はまとまり過ぎているように感じています。

⇒幾つかテキストから自分が覚えやすいように作成した図表を添付しておきます。完成度は目を瞑って下さい。
この作業をしながら、頭に叩き込んできた軌跡ですので。
①時系列にした例 「借地権における建物滅失」
②ビジュアル化した例 「防火準防火地域内の規制」
③表を拡張した例 「農地法許可主体」「都市計画の種類と制限まとめ」「各法令における適応場所」
④定義のまとめ 「土地、建物の定義」
⑤その他 「未成年者の扱い」

4.3 過去問論点チェック

完全講座の過去問は、テキストと完全にリンクしています。過去問の解説の中で指示のあるように、テキストにカラーラベルを張っていけば、出題傾向の参考にもなります。

カラーラベルは、赤、青、緑など数種類用意し、過去問の論点には赤、シリーズには青、その他、文言の定義には緑をはり整理しました。
定義の部分は、後で音読するためです。田中講師が話しておられたように、音読は、理解の確認、記憶には良い方法です。
⇒ 完全合格講座のテキストは音読するには、字数が少ないようにおもわれます。

4.4 過去問活用

市販されている過去問は、年度別の4択肢になっています。
4問が必ずしも同じ論点ではないので、市販の過去問を何回やっても、効率的に実力はつきません。

梶原塾の過去問は、論点別に編集されています。
同じ論点で出題された過去問が数問用意されていますので、テキストと講義を聴いたあと、その部分の過去問にあたれば、 自然と過去問が解けるようになります。

私の場合は、正解できたら○、正解できなかった場合は□マークをページの脇に記していきました。
但し単にまぐれで正解した場合、論点を正しく理解できていて解答できた場合以外は、□マークをつけておきます。
ヤマカンでも正解するとうれしいので、つい○をつけてしまい、解説を読まないで次に進みがちですが、この点は自分には厳しくする必要があります。

このようにして一回、二回目やってみて自分の解答パターンを分析します。
二回とも□の場合は、理解が十分でなかったり、論点を誤解していたりする場合なので、 その部分を再度復習します。
一回目が○で、二回目が□の場合はケアレスミスだったりするので、問題の脇に、“ケアレスミス”と記します。三回目には、問題にケアレスミスと記されていますので、 十分注意を払って問題を読むことになります。
⇒ 右ページの脇に、○□を書き込む欄があると便利かも知れません。

4.5 講師活用法

私にとっては、宅建が人生で始めての資格試験でした。
受験勉強の方法としては、3つあると思います。第一に「書店で本を買ってきて独学」する。 次に「受験校に通う(スクーリング)」。そしてもう一つが「通信教育」です。
独学と他の二つとの違いは質問できる、サポートしてもらえる講師がいるか否かの違いです。
田中講師がブログにも書いておられるように、質問の多さと点数は比例するのであれば、独学はつらいですよね。

では、通信教育(梶原塾が通信教育と一いって良いかは別として)とスクーリングの違いですが、両方を体験した私には通信教育は、 スケジュール管理ができる人にとってははるかに優れていると思います。
スクーリングは出席していれば勉強した錯覚を覚えます。
また、講義を何回も繰り返し聴くことが出来るようになってはいるが、現実的には出来ません。
また質問することが出来るようでしていないのが、スクーリングのようです。

受験生にとって、講師とのつながりはいわば命綱です。梶原塾の田中講師はこの点をよく理解されているので、いろいろな方法で対応してくれているのだと思います。

私は、メールのほうが自分自身の頭の整理が出来るのでメールでの質問で対応していただきました。
時には自分でまとめた図表を送り、校正されて返信されてきたこともあります。
⇒ 私のメールのタイトルは連番にしていましたので、そのままタイトルをRE: で返信していただけるとありがたかったです。
講師選び、活用法も重要な受験テクニックです!

以上

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